
ラピッドシステム・インスタマチック・110カートリッジ・
ディスクシステムに続き、打倒35mmフィルムへの最後の
挑戦となったAPSシステムでしたが、ご存知のように短命と
なりました。
私的には、インデックスプリントが無くなると、何が写って
いるか分からなくなるカートリッジシステムが馴染めません
でした。
業界的にも多額の初期投資を余儀なくされた、アマラボ
業界の惨劇が忘れられません。
唯一利点に感じられたのは、フィルムスキャナの自動取り
込みアダプタぐらいでした。
規格として、APS-CサイズのCMOS・CCDと言う言葉だけが
残りそうですが、何か悲しいものが有りますね。
ブロニー120サイズの長寿を考えると、新システムを作る
のがいかに難しいかが分かります。
カメラ的には、Canon EOS IX EやNikonプロネアSなどの
名機が出たのにとても残念です。