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2015年3月21日土曜日

接写用ツイン発光ストロボ用アダプター手作りクローズアップフラッシュ自作マイクロマクロ

記事 第24話 リングライト照明光に近い、ツイン発光型フラッシュアダプター自作

2015年5月22日、マイクロマクロフラッシュアダプター製作追記。
2015年5月7日、トリプル発光アダプター製作追記。
「接写用ツイン発光型アダプター、簡易型自作品。」

毎日沢山の御訪問を頂きありがとう御座います。
今回は、接写用ツイン発光ストロボアダプターのお話です。
「内蔵型ストロボの例。」

フィルム時代から有る内蔵型ストロボですが、以前は
あまり実用的ではありませんでしたよね。

暗い標準ズームのキットレンズでは、光量が足りず
遠くに届かないので、緊急用か接写程度の利用価値
しかありませんでした。

しかし最近のデジタルでは、ISO感度を上げてもあまり
画質低下も無く、800まで上げれば内蔵ストロボでも
充分なことも多くなりました。
「小型ストロボの例。Nikon SB-23」

そうなると、以前大活躍した小型ストロボが現在では
中途半端な立ち位置になり、出番が少なくなりました。
「タッパーで作るツイン発光部。」

そこでタッパーで作るツイン発光部を付けて、接写用に
活躍して貰うことにしました。簡単な作りです。

だいたい30cm~80cmくらいの撮影距離を想定しています。
「最初の写真をもう一度。」

柔らかい蓋側にストロボ発光部がハマるように穴を開け、
(注意:レンズや内蔵型ストロボやペンタ部などがあたら
ないように位置を決めて下さい。) 輪ゴムなどで固定。

蓋の内側の発光部まわりと、発光部の正面の縦全面に
アルミ箔を貼り、左右だけから光が出るようにして下さい。

タッパーは、半透明な物より透明に近いモノのほうが、
光量ロスが少なく実用的です。

また浅すぎたり深すぎても綺麗に光が分かれません。
深さとアルミ箔の面積のバランスで効果が変わります。

「上から見るとこんな感じ。」

ストロボ発光部の周りと、前面の縦にアルミ箔を貼り
直接被写体に光があたらないようにして、光を左右に
分離します。
「アダプター無し、ストロボ光直射。」

SB-23は、フルサイズの35mmの画角しかカバーしないので
このようなワイドレンズ接写撮影では、周辺光量が落ちて
いますし影やテカリが強く綺麗ではありませんね。
「アダプター有り、左右からの光。」

ワイドレンズ接写でも綺麗に光がまわり、テカリや影が強くなく
リングライト光に近い自然な描写になります。スプーン下の
影の変化に注目。

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安価で簡単な作りでも効果絶大です。

バウンスよりも光量ロスが少なく、デュフューズより光が柔らかく
接写用に最適です。

写真のフジファインピクスS1ProとSB-23との組み合わせなら
TTL調光も可能です。

古いデジ一と出番が無いストロボで、ブログやオークション用に
またお使いになっては如何でしょうか。

では、また。。。

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2015年5月7日、トリプル発光アダプター製作追記。
「応用として、大型のトリプル発光アダプターを制作しました。」

もう少し遠い被写体も撮影出来るように発光部を離し、
より自然なライティングを目指してトリプルとしました。

光量ロスを少なくするために発光部を開口として、他の
全ての内部をアルミ箔を貼り付け、ボックス型にしました。

光源の映り込み・テカリが自然に見えるように円形開口
にもしました。

だいたい70cm~1.5mくらいの撮影距離を想定しています。
「開口サイズは面積比で、3:2:1。」

直径86mm(約60平方cm)直径70mm(約40平方cm)直径50mm(約20平方cm)

左右で同じ面積バランスとしながら、3光源になるようにしました。

左右対称だと平坦になり易い光に変化も持たし、立体感も付ける
為にわざとアンバランスにしました。
「ストロボ用開口と、輪ゴムフック用開口。」

固定方法は、色々考えられますが、今回も輪ゴムで簡単に
留められる方法にしました。
「アダプター無し、直射発光。」

※ 最近忙しいので、サンプル写真が手抜きでスミマセン。
「トリプルアダプター撮影。」

自然な影と、3個の開口の丸い映り込みです。
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2015年5月28日、サンプル写真追加。
「ストロボ光のみの実写。」


APS-C 50mm s1/125 f8 iso400 撮影距離約70cm

 ストロボ光のみにするため、早めのシャッターと絞り込みを
しました。ストロボ無しの場合、s1/30 f5.6 で適正の条件です。

葉の陰も潰れず自然な描写です。左端の黒枠の部分の拡大を
下に載せます。
「自然光と同じとはいきませんが、潰れてはいません。」

影の具合を見ると、真ん中の大きさの穴がメイン光で、
大きな穴が光をまわして小さな穴がアクセントライトに
なっているようです。

ディフューズやバウンスするのも良いですが、画一的な
写真になってしまうのも困るので、このような光量の少ない
ストロボで自然な描写が出来るのは嬉しいです。

今後も新しい応用品を作りましたら追記するつもりです。

応用例として、大型クリップオンストロボと更に大きな
ボックス型を作り、人物撮影のアップで目に大きさの違う
3個の自然なキャッチライトを入れるなどを考え中です。

だいたい1.5m~3mくらいの撮影距離を想定しています。

では、またその内に。。。

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2015年5月22日、マイクロマクロフラッシュアダプター製作追記。


「マクロ・マイクロフラッシュ撮影用も作りました。」

もっと接写用をとのご要望が有りましたので急遽
作りました。20cm~40cm位を想定しています。

薄型のタッパーに、レンズを貫通する開口をして
います。開口部も筒型のアルミ箔をつけて光が
漏れないようにしてあります。
「4個の円形発光部とし、開口はしませんでした。」

タッパー本体まで開口しますと露出オーバーになりそうなので、
アルミ箔のみの開口です。

同じ大きさですが下の2個は、構造上やや光量が落ちるので
4個は自然なバランスになります。
「このカメラの場合、グリップにあたります。」

カメラの持ち方に工夫が必要でした。
「2個の8の字型の映り込みになります。」

※ またまた手抜きのサンプル写真でスミマセン。

リングライトのように全周に影が出ますが、花弁
などの撮影ではかえって良いかも知れません。

それではまた。。。

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2015年5月25日、サンプル写真追加。
「ムラサキゴテン」

APS-C 80mm s1/125 f11 iso400 撮影距離約40cm
ストロボマニュアルモード フル発光

実際の撮影では、意外と自然なライティングでした。

光量も丁度良い明るさだと思います。

露出値からすると、ストロボ光のみの描写です。
(暗い日陰での撮影。)

カメラのホールドを工夫すれば結構使えると思います。

では、また。。。
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2015年1月1日木曜日

紅満白来。新年のご挨拶。

記事 第23話 新年のご挨拶。
※上記表記のホームページは下記へ移転しました
「紅満ちて白鷺来る。」

2015年の年賀状をスキャンしました。

(クリックで拡大、1,280サイズ。)

新しい年が明けました。

新年が、皆様の更なる昇華の年になりますように。

                         堀 江 基 繁

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撮影記。
「彼は、いつも入園者に愛想をふりまく仕事に勤しんでおります。」


「オッ!私を発見致しました。目敏い!!」


「エッ!こっちへ来るの??」


「キッ、来た~!」


「チッ、近い~!」

彼とは、長い付き合いでして、今回は年賀状用にモデルさんに
なって貰いました。

周りに誰も入園者が居ない時は、こうして会って色々彼なりの
悩みを聞いております。

もし私達をお見かけの時には、そっと見守って下さいまし。
本年もよろしく。

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↓ このダイサギとのストーリーは、過去の私のエッセイ記事で。

http://s1pro.blogspot.jp/2011/07/blog-post_29.html







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