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2012年7月5日木曜日

カメラ防湿庫、自作。100円ショップ品で。

記事 第11話
2015年5月25日、追記。
カメラ・レンズ用の防湿庫を手作りで自作し、製作するお話しです。
「今回は、場所をとらない縦長防湿庫を作ってみました。」

商売柄とは言え、我が家には、数十台のカメラと数十本の
レンズが有ります。

三つのキャビネットにも入りきらず、特にブログ用にスタンバイ
しているカメラは、リビングの机の上に置きっぱなしです。

でも梅雨に入りそのままでは問題が有るので、雨季限定の
簡易型のカメラ用防湿庫を自作する事にしました。

現在分野の違う6本のブログを書いている関係で、仕事以外
にも年中撮影している感じです。

その為、直ぐに取り出せて場所を取らず、移動が簡単で
地震でも倒れない位の高さの縦型にしました。
「最上部の蓋と最下部の箱以外、箱と蓋は底部で貼り付けてあります。」

100円ショップに行き、大きめのケースを探しました。

タッパーのような密閉率の高いものではなく、保存ケースの
ような少しは、通気性の有るのものにしました。

理由は、カメラ用の除湿剤は高いので今回は、市販の物を
使いますが、強力なため油膜切れやグリスの硬化などの
悪影響が有る場合も考えられるからです。

ですので除湿剤は、直接カメラの入っている段ではなく、
最下段などに別に入れました。

今回は、乾燥の様子を見るために最上段にも入れて
みました。

除湿剤は、倒れても水の溢れないタイプが殆どですが、
たまに中の塩化カルシウム溶液が漏れる物もあります。

塩化イオンによる腐食性も有るので注意が必要です。

今回は、雨季の簡易型用途です。もし、ご自身でも作って
みたい方で心配は方は、カメラ用の物か再利用可能な
シリカゲルをお使いください。

また湿度計も入れて乾燥させ過ぎないように観察しておくと、
更に安心ですね。

一般的には、30%~50%がカメラ保存に最適と言われて
います。
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2015年5月25日追記。

まだ試していませんが、最近は「テイジンのボックスドライ」の
ような新しい吸湿剤も出ています。

シリカゲルの2~3倍の吸湿力と、シリカゲルのように吸湿力で
色が変わるシグナルが有るそうです。

吸湿後は、天日干しでまた吸湿力が回復するそうです。
試してみる価値は有りそうですね。

追記、ここまで。↑ / ↓ 以下、本来の記事。
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「箱の底部と蓋の上部は、接着後に貫通させてあります。」

今回は、コミック本用の保存箱を選びました。

本当は、半透明のものにしたかったのですが、蓋上部と
箱底部がシッカリと噛み合い、重ねてもズレず、なおかつ
蓋にロック付いていて外れて倒れず、また両面テープで
固定出来るような隙間の無い重ね合わせが出来る物を
探したら、今回は、半透明品が無かったからです。

(後日、この箱メーカーHPを見ましたら、黒箱しかない
ようです。)
「周辺部が隙間が無いようなので、両面テープで接着。」

最初は、写真のように普通の両面テープで貼りましたが、
密着率が悪いので厚手の強力両面テープで貼り替えま
した。

途中の貼り合わせてある段は、全て穴を貫通させて
通気性を持たせてあります。

これで今回の梅雨の間、様子を見ることにします。

後は皆さんのアイデア次第。私が驚くような物が出来
ましたらご報告くださいませ。
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追記、開口作業例。2013年6月17日、追加。
 100均の箱は、ペラペラなので、力を入れず両側から
そっと開けましょう。簡単に割れます。

内側から開ける時は、ダンボールを沢山重ねた上で
作業すると、貫通した時に割れづらいです。

(写真よりもっとダンボールが多い方が安全です。)
外側から開ける時は、ダンボールを縦目で沢山束ねて、
それに箱を被せて作業すると、貫通した時に割れ
づらいです。
(写真よりもっと多い方が安全です。)
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追記、2012年7月6日。

「中段に湿度計を付けて、除湿力を調べてみました。マイナス20%。」

今日は、今朝方から雨で湿度も高いので 、5段箱の中段で
ある3段目に穴を開け、湿度計をはめ込んで除湿力をみて
みました。

真ん中が除湿剤から一番遠いので、目安として良いと
思いました。

本当は、半透明のケースなら穴を開けずに済んだのに。。。
湿度計は、100均の箱、5個よりも高い出費になりますが。。。

左の湿度計は、室内の湿度を表示してます。(約80%オーバー)
中段の箱は、約60%でした。
「除湿剤に直接置くと、30%を切ります。」

極端な例ですが、最上段の除湿剤に直接湿度計を
置くと、ご覧のとおり。

やはりカメラと別の箱に除湿剤を入れる方が、乾燥
した日に乾燥し過ぎず良いようです。

今の季節、湿度が60%を切ることは、あまりないので
想像ですが、庫内を40%~60%に維持出来ると
思います。

逆に乾燥した季節には、除湿+放湿する吸放湿型の
素材でもあれば入れて置くと良いかも知れません。

では、皆さんも色々試してみてください。そして快適な
梅雨生活をお過ごしくださいませ。
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また追記。(2012年10月23日)

あれから使い続け、3ヶ月半が経ちました。

最上段に入れた乾燥剤が、ほぼ満水になりました。
最下段の乾燥剤は、まだ少し余力が有るようです。

やはり下段は、上段の重さで蓋の密閉率が良い
ようです。
その辺も考えて、各段に入れる物を選びましょう。

こんな感じで、梅雨を挟んで4ヶ月間位は使えました。

能力が落ちている今で、大体10%位は、外気より
除湿しているようです。

これから冬に掛けては、1個体制で行くか、写真用の
マイルドな除湿剤で行くつもりです。

これで思っていた以上に使える事が分かりました。

もし、もっと良い方法が有りましたら皆さまのご報告を
お待ちしております。
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2013年6月15日、またまた追記。
「あれからカメラも増え、2個目も作りました。」

まもなく1年が過ぎます。

色々と試した結果、通常は、5段中の下から4段目に
(上から2段目)除湿剤を1個入れて置くのが、スペースと
全段の除湿の妥協点としてベストのようです。

(理由は、蓋の密閉率の関係です。そして梅雨時の今は、
除湿剤を最上段と最下段の2個にしています。
また最上段には、ラップを掛けてから蓋をしています。)

除湿剤を入れた段には、他にフィルター類やフードなど、
乾燥し過ぎても影響のないものを入れてます。

湿度計も、最上段の内側に両面テープで固定しています。

(頻繁に出し入れされる方は、最初のやり方である
1段目と5段目に入れるのが良いでしょう。)

もっと高度な物も作りたいのですが、100均シリーズでは、
こんなトコロでしょうか??

湿度の高低で開く、弁なども考案しましたが、実用化には
イマイチな状態です。

何かまた新アイディアが出来ましたら、追加掲載します。

最近も、他に色々な物を作っておりますので、ご覧下さい
ませ。

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