
「分解修理中」
このブログのホームページ版でも書きましたが、私が初めて
写真を撮ったカメラの同型品です。
オークションでジャンク品を4台買い、分解後に良い部品を
組み合わせ3台を再生しました。
中には落として酷く破損したのも2台有り、4台目を組むのは
無理そうでした。
でも今日、再挑戦してみました。
ピントフードと名板が潰れたもの+レンズが潰れてピントが
狂ったもの+巻上げ不良なものなど、難物パーツしか残って
ないのですが、何とか力技で変形や狂いを調整して、組む
事が出来ました。
やはりピント調整が一番大変でしたね。ビュー側レンズが
前板にめり込んで陥没して段違い状態でしたから。
でも機械仕掛けなフィルムカメラだから出来るお楽しみ
ですね。

「とりあえず、完成」
撮影出来るようには成りましたが、前オーナー達の
テキトウな修理の後遺症もあり、現場復帰メンバーには
チョッとね。でもカビだらけの時を思えば綺麗なものです。
4台揃った所で改めて見ると、製造番号が、24,000番台
から31,000番台まで有ります。連番と考えると、単純に
7,000台以上は作った事になります。
二眼レフブームの当時としては、ベストセラー機??
データ: リコーフレックスダイアM Ricohflex Dia M
前年に発売された高級機、リコーフレックスダイアの廉価版
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追記。

「再分解と、6枚羽根」
ピントの微調整をする為にバルブにしていましたら、何故か
シャッター羽根がバラバラに。。。
シャッターを分解して見ましたら、ガバナーなどを留めるネジが
ユルユルでした。さっきはここまで外さなかったので二度手間に
なってしまいました。
よく見ると5枚羽根のシャッターなのに6枚構成でした。遮光の
為に1枚目をダブルにして、重ねの厚みのズレが1周して大きく
なるのをもう1枚で押えているのですね。よく考えてありますね。
ホームページ版でも、リコーフレックスとのストーリーを書いています。↓