「4SR44 と、2CR1/3」
4SR44
4G13
544
PX28
4LR44
2CR1/3
この辺の区別(違い)が付く方は、呆れられる事は有っても
尊敬される事は有りませんので、知らないふりをしましょうね。
尊敬される事は有りませんので、知らないふりをしましょうね。
確か、エバレディNo.544 と言う商品名で新登場した、
銀電池でした。平たく言えば、G13(SR44)電池が4個
入ってます。
記憶では、ニコマートELか、ペンタックスESあたりから
採用された電池で、電子カメラ元年を支えた電池です。
昔、カメラ屋でバイトしてた頃、お客さんに頼まれ、
Nikomat EL(Nikkormat EL)の電池交換をした時、
ミラーボックス内から電池を引っ張り出して、手品を
見ているような顔をされた事を思い出しました。
銀電池 4SR44は、当時でも高価で(オイルショックで
銀が値上がりして、さらに高くなりました。)代替品として、
アルカリの 4LR44 が出ましたが、寿命が短く、低温時に
弱く、またその代替品として、リチウムの 2CR1/3
が出ました。
そのリチウム、2CR1/3 も最近生産が打ち切られ、
4SR44 / 4LR44 も一般店では、見なくなり、古い電子
カメラを持っている私などが困る事になっております。
それは中身である、G13 (SR44)や CR1/3N を使う電子
カメラも同じで例えば、Nikon FG などは、LR44を使って
いると電池の消耗が早く、電圧が下がるとシャッターが
切れず、ミラーが上がったままになり、電池を交換しても
一コマ分フィルムを無駄にする事になります。
諦めて最近は、SR44を買うようにしております。今回は、
4SR44を買いました。バラしてSR44としても使えます。
(接点と電池をスポット溶接してあるのも有りますので、
その時は力技で取らなくてはなりませんが。。。)
最近は、オークションなどで、SR44やLR44を4個入れる
アダプターを販売している人もいますので、バラシの
逆バージョンの、4SR44や4LR44を作る事も出来ます。
CR1/3Nが、プラ筒に2個入り、両極に接点と絶縁材が付きます。
今回は、MAMIYA RZ67Ⅱがシャッターを半押しすると
ピーピー鳴ったので電池切れ間近を知りました。
テスターで見てみると、6Vが5.6Vしか有りません。
諦めて通販で買いましたが、以前の倍の値段です。
何が違うのか見ると、水銀使用が無いとの事でした。
でも単純に需要が減った為の値上げだと思います。
海外では、いまだに水銀電池すら作っているメーカーも
有るようですが、そのうちに、この電池も入手困難になる
かも知れません。
買い置きが難しいので、水銀電池の時のように、アダプタ
変換で他の電池を使わなくてはならなくなるかも。。。
LR44は、暫く有ると思いますが、SR44は、いつまで有る
事やら。。。デジタルカメラですら専用バッテリーの
生産中止が始まっているのに、フィルムカメラ用電池
など風前の灯かも知れませんね。
追記。
オークションで見つけた、LR44 → 4LR44のアダプタの
レポートも書きました。
下記にもどうぞ。 ↓
http://silverhalidephotography.blogspot.jp/2012/04/4lr44.html
追記。
オークションで見つけた、LR44 → 4LR44のアダプタの
レポートも書きました。
下記にもどうぞ。 ↓
http://silverhalidephotography.blogspot.jp/2012/04/4lr44.html
※他の記事もご覧頂けたら幸いです。ブログトップへ。↓
紹介いただいたヤフオクの出品者様からLR44 → 4LR44のアダプタを手に入れ、New F-1に早速装填いたしました。
返信削除本当に助かりました。ありがとうございます。
たつ さま
返信削除コメントを頂きありがとうございます。
ヤフオクの出品者さまとは面識がございませんが、その
丁寧な作りに、思わずレポートを書いてしまいました。
長く出品されていたそうですが、ネットで取り上げられた
のは、始めてだったそうです。
MR-9・H-D・HM-4N・H-7D、などのアダプターも製作されて
いらっしゃるようで、このような方のお陰で、私達のような
アナログカメラ愛好者が助けられてるわけですね。
この2つの電池ブログ記事は、海外からもアクセスが多く、
日本と世界で4,000人以上の方がお読みになっております。
それだけ関心が高いというか、お困りの方が多いということ
なのでしょうか。
これからも、名機 New F-1を大事に長くご愛用下さい。
私は、他にも古いデジカメのお話しなど、多くのブログを
書いております。
「古いデジカメ付喪神」などです。
こちらにもお暇な時にでも、どうぞお越しくださいませ。
そして末永く色々な写真活動を楽しんでください。
4月吉日 堀 江 基 繁